2020年5月23日(土)、ルーセントテニスクラブ美原(大阪府堺市)にて“裸足王子”こと吉野剛さんによるナチュラルランニング教室が開催されました。緊急事態宣言が解除されてから初めてのイベントです。
吉野さんは日本ベアフットランニング協会を設立し、代表理事を務めています。裸足ランニングの第一人者“裸足王子”として、日本だけでなく、世界で裸足ランニングを広める活動をしています。
裸足ランニングとは、読んで字のごとく、靴を履かず裸足でランニングすることです。裸足で走ることで、原初の身体感覚を取り戻し、ひいては体の使い方まで意識できると言います。
参加者は17名で、お子さんも参加してくれました! 集合が朝7時30分と早かったのですが、予想より多くの方にご参加いただき、驚きとともに大変ありがたかったです。
8時にイベントがスタートすると、まず体の構造やシューズに関して吉野さんが講義。吉野さんは、アメリカ・サンディエゴ州立大学修士課程で裸足ランニングに関する研究をしていたので、とても理論的かつわかりやすく説明をしてくれます。
その後、コートを使って裸足(または靴下)で走り方を練習しました。みなさん、久しぶりに味わう裸足の感覚に新鮮さを感じていた様子です。しかしその原初の感覚が気持ちよかったようで、笑顔で走っていました。
そうして練習したあと、みんなでテニスクラブ周辺のランニングコースを20分ほど走りました。吉野さんは、もちろん裸足!
練習のおかげか、みなさんの走りはスムーズでした。あたたかな日差しのなか、自然豊かなコースを走り切ったみなさんは、とてもすがすがしい表情を見せていました!
イベントには、ルーセント所属のプロテニスプレーヤー・福田勝志選手も参加。
裸足ランニングについて「フットワークに取り入れれば、上下動が少なく移動でき、打点までスムーズに入れますね。また、足さばきが上手くなれば足を取られたりすることがなくなるので、とても楽になりそうです!」と、テニスへの応用への意欲を見せました。
また、参加者からは
「走りの構造などを教えてもらい、これからの動きが楽になりそうです! 」
「足をケガしがちだったので、教えてもらったことを活かして改善につなげたいです」
「裸足でテニス、やってみようと思います!」
など、多くの感想をいただきました。
吉野さんは今回のイベントについて「普段テニスをされている方たちなので、飲み込みがとても早かったですね。教えたことを、テニスにも役立ててくれたら嬉しいです!」と話しました。
参加者のみなさん、吉野さん、ありがとうございました!
久しぶりのイベントでしたが、参加者のみなさんが喜んでくれてとても嬉しかったです。今後も、いろいろなイベントを開催していきますので、ぜひご参加ください!