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【ソフテニ・タイムズ】初の全国大会に挑戦! ルーセント・嶋田選手インタビュー

2022年5月14日~15日、埼玉県熊谷市の熊谷さくら運動公園テニスコートで開かれた「第29回全日本シングルスソフトテニス選手権大会」(全日本シングルス)に、ルーセントテニスクラブ豊中の選手兼コーチ・嶋田敬之選手が出場しました!

ルーセントに入って2年目の嶋田選手は、今回の「全日本シングルス」が初の全国大会。予選を勝ち抜いたときのインタビューでは、「緊張はしていないです」と話していましたが、いざ本戦に出場してみると「少し緊張しました」とのこと。そんな嶋田選手に、「全日本シングルス」を振り返ってもらいました!

 

――まずは率直な感想をお願いします。

一回戦敗退は、やはり悔しいですね。相手の選手が、つなぐスタイルで、自分のミスを誘われて負けてしまいました。もう少しなんとかできたのかな、という想いはやはりあります。

 

――たとえばどういった点ですか?

ネットプレーで攻めることができれば、少し違ったのかなと。当日は少し緊張はありながらもガチガチになるわけではなく、自分が得意とする「左ストレート展開からの引っ張るボール」はしっかり使えました。なので、攻めがもっとできていれば……という想いはあります。相手が一歩上でした。

そういうわけで今回、敗れてはしまいましたが、とてもいい経験を得ることができました! 敗れてからも試合を見学させていただいたのですが、やはりネットプレーをもっとできるようにならないといけないですね。上位4人はみんな前衛だったんですよ。ストローク、ネットプレーができるオールラウンダーでないと、シングルスを勝ち上がることは難しいのかもしれません。

 

――なるほど。実際に全国レベルで戦ってみて感じたことですね。

そうですね。あと、僕も含めて後衛の選手は、バック側に打たれたボールを回り込んで返しがちでした。回り込んだ分、厳しいボールが返ってきたときに対応ができないという場面が、いろいろな試合で見受けられました。もちろん、状況によっては回り込んで打つことも必要ですが、バックでしっかりと対応して展開を組み立てていく必要性を感じました。

 

また、シングルスではコントロールの精度がめちゃくちゃ重要ですね。1人で対応する分、何となくコースを狙うボールと、ライン際を狙って打つボールとでは、意味が全然違ってきます。もちろん、どの選手も精度が高いのですが、そのなかでもどれだけミスせずに厳しいコースを攻められるか。そのわずかな差が結果につながるんだなと実感しました。

 

それらすべてを含めて、気持ちの強さが出ます。シングルスは体力的にも辛いし、1人ですべて対応しなければならないので、どこまで気持ちを切らせずに挑めるか、という勝負でもありますね。

 

――テニスクラブの生徒さんから応援などはありましたか?

はい、「頑張ってください」とか「どうでした?」とか、いろいろ声をかけていただきました。特に、大人の方が気にかけてくださっているみたいで、応援していただきました。こういった声をいただけることは、本当に嬉しいですね。

 

――次の目標は何ですか?

来年の「全日本シングルス」にはまた出たいです。リベンジですね。「近畿実業団リーグ」でもシングルスで出させてもらい、シングルスを頑張っていきたいなという想いが強くなりました。年内の目標としては、天皇杯予選でベスト4に入りたいですね。いろいろ頑張っていきたいです!

 

――ありがとうございました!  これからも頑張ってください!!

ありがとうございます!

 

<試合結果>


嶋田敬之 1 -④ 中島淳一(エネオス)

 

その他の結果はコチラから!(日本ソフトテニス連盟ウェブサイト)