世界で活躍するウルトラランナー・いいのわたる選手が、青森～下関1550kmを走るレース「本州縦断・青森～下関フットレース2021」（主催：スポーツエイド・ジャパン）で4月8日（木）午前中に、走行距離775kmを超えてコース全体の1/2を突破しました。さらにこの日は最終的に800km地点を越え、富山県高岡市に到達しました。
4月1日（木）に山口県下関市を出発し、8日目です。いいの選手はFKT（Fastest Known Time：最速走破記録）の更新を目指し、14日以内のゴールを目標としています。4月8日出発時点の記録は6日15時間40分（残り7日19時間55分）です。ルーセントはグループ会社の「明日香食品株式会社」とともに、この挑戦をサポートしています。
いいの選手は2日目に左足の痛みを感じており、なおも継続しています。5日目あたりからは、上りは少し楽なようですいすい進みますが、下りになると途端にペースが落ちるほどの激痛が走っていました。
足を心配したインスタグラムフォロワーの作業療法士の方が7日目の4月7日（水）、いいのわたる選手のために施術にきてくれました。また、地元のレジェンドランナーが並走して勇気づけてくれたり、沿道にお住まいのインスタグラムフォロワーの方が応援に駆けつけてくれたり、SNSを通して、人と人の心と風景をつなぎながら歩を重ねています。
時に苦しみながら、しかし笑顔を忘れず走るいいの選手の挑戦の様子は、いいのわたる公式インスタグラムで、写真や映像、いいの選手自身によるインスタライブなどで、この挑戦の記録を配信します。ライブの予定やその他の最新情報は「旅ラン」プロジェクト公式LINEアカウントより、お知らせいたしますので、友だち登録してお待ちください。
「日本旅ラン」とは、ルーセントがいいの選手のご指導のもと主催しているイベントです。このイベントは、いいの選手が走ったコースを一般ランナーも走るバーチャルイベントです。対象となるコースは現在第一弾の神戸・六甲山が公開中ですが、今後コースを加えてまいります。この本州縦断の一部が「日本旅ラン」の一部となり、いいのわたる選手の走った風景を、一般ランナーの皆様と共有してまいりたいと考えております。詳しいコースは後日お知らせしますので、「日本旅ラン」公式ウェブサイトをご確認ください。ご参加をお待ちしております。
みなさまにもぜひ、いいの選手の挑戦、そして旅を応援し、ご一緒に楽しんでいただければ幸いです。
飯野航（いいのわたる）プロフィール
「記録より記憶に残るランナーになりたい。」
世界を舞台に極限の長距離走への挑戦を続けるウルトラランナー。走り始めたのは社会人からという異色のランナーでもある。自動車設計技師としてドイツ駐在中に本格的にトレーニングを始め、自然豊かな環境で走る悦びを感じてプロアスリートの道へ進む。海外のウルトラ系レースを中心に輝かしい実績を残し、幾度もの世界一を経験。多くのメディアからの注目を集める日本を代表するアスリート。
公式Instagram
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【主な実績】
2012年『サハラマラソン』(250km・モロッコ） 9位
2014年『マダガスカルレース」（250m・マダガスカル) 2位
2016年『ナミビア砂漠レース』（250km・ナミビア） 1位
2017年『エベレストマラソン』（65km・ネパール） 7位
2018年『ゴビ マーチ』（242km・モンゴル） 2位
2020年『UTMB for the Planet Virtual170』 1位
2020年『東海道自然歩道1100km』FKT（史上最速記録）達成 16日17時間27分
【メディア出演】
NHK『グレートレース』、『グッと！スポーツ』 雑誌・新聞他多数
参考
日本旅ラン公式サイト
