ソフテニ・タイムズ第5回は、これまでの検証と少しかえて、
女子実業団チーム“ルーセント大阪”が参加した団体戦の様子をお伝えしたいと思います
6月2日、兵庫県吉川総合公園テニスコートにて『近畿実業団リーグ』が開催され、発足したばかりの女子実業団チーム“ルーセント大阪”が初の団体戦を戦いました
“ルーセント大阪”はインカレ個人優勝の田中純選手をエース格に据え「誰からも応援されるチーム」を目指して奮闘するチームです
対戦したのはチーム“サニーブリーズ”
ルーセントの女子実業団と同じく、今年3月に発足したばかりのチームですが、昨年日本リーグ優勝の立役者の河村佳奈選手、そして全日本U-20メンバーで昨年団体インハイチャンプの上野小町選手(昇陽)、他のメンバーをみても金城佳奈選手(名護)大上渚選手(姫路商業)横山瑞季選手(昭和学院) 西本茉央選手(京都成章)と昨年のインハイで活躍した猛者揃いの超強豪
結果は以下の通りです。
ルーセント大阪×サニーブリーズ
井上・中川1-④河村・西本
田中1-④上野
松岡・山田0-④横山・金城
“ルーセント大阪”は残念ながら初陣を飾ることはできず敗退となりました
しかし、エース格の田中選手が怪我から復帰したばかり、発足間もないペアも連携を模索中など、万全とはいえない中、“ルーセント大阪”は最後の一球にまで、全力で楽しむプレイで試合を戦い抜きました
チームのメンバーも、敗北を受けとめつついつまでも落ち込んでいるわけではありません
「試合の中でも応援でも、もっと大きい声を出して明るく盛り上げていきたいですね」(山田選手)
「後衛の良いところをもっと出して2人でポイントを取れるようになりたいと思います」(中川選手)
「もっと強気でバックハンドを打っていきたいですね。緊張していたので、次の全日本では応援などで、もっと盛り上げていきたいです」(井上選手)
「もっとサーブの確率を上げて、後衛との連携を強化していきたいですね。実業団大会へ向けて一つ一つ勝って上に行けるように練習でも試合でも頑張っていきたいです。」(松岡選手)
と、結果は敗北ながらもそれぞれが成果と課題を洗い出し、次につながる一戦となったようです。
特にエース格の田中選手のコメントは
「初めての団体戦ということもあり、皆硬くなって本来の実力を出すことが出来ませんでした。これからはチーム全体で声を出して、盛り上げていきたいですね。技術面では練習の中でも試合を想定して、1ポイントの重さを意識しながらショットの精度を上げていきたいです。全日本実業団選手権は、コンディションを万全にしたうえで、課題点を克服して挑みます！」
と、次の目標である『全日本実業団選手権』を見すえ、“サニーブリーズ”とのリベンジマッチ
も持さない姿勢が頼もしい限り
これからもチャレンジを続ける“ルーセント大阪”をぜひ応援してくださいね
次回は、ウェア検証２回目「吸水量」をお届けします
どのウェアが、どれくらいの汗を吸うのでしょうか
6月14日(金)の更新を予定しているので、楽しみにしていてください
