ルーセントテニスクラブ豊中の嶋田敬之選手兼コーチが3月13日(日)、山ノ内西テニスコート(大阪市)で開催された「全日本ソフトテニスシングルス選手権大阪府予選」でベスト4に入り、本戦出場を決めました。
嶋田選手は2021年4月に入社した若手スタッフ。全国大会出場は初めてという嶋田選手にお話を伺ってきました!
――まず本戦出場に対する率直な感想を教えてください。
試合までの3ヶ月、自分なりに工夫して練習を重ねてきた結果が出てよかったです。ただ嬉しい反面、「もっとできたかもな」という悔しい想いもあります。
――練習はどういうことをしたんですか?
とにかく試合展開を意識した練習をしました。ストロークの打ち分け、フットワークなどすべて「試合においてどうするか?」を念頭に入れて身体を動かしました。
――得意なプレーは何ですか?
左ストレート展開からの引っ張り気味に攻めるボールですね。予選でも上手く展開できたと思います。あとは、カットボールへの対応をルーセントの先輩に教えてもらったので、そこが試合でしっかりできたことはよかったです。
――どういう教えを受けたんですか?
「力まずに普段よりラケット1本分近づいて打て」と言われました。それまで苦手だったんですが、実際にやってみるとうまく対応できて、苦手意識はなくなりましたね。
――予選で印象深い試合はありますか?
1試合目です。タフな相手で、ラリーが長くなり、ファイナルまでいったんです。最初はファイナルゲームもリードされていたんですが、逆転できました。実は去年のシングルス予選でもファイナルまでもつれ込んで敗れてしまっていたので、繰り返しは嫌だなと思い、攻めていったら何とか勝てました。練習を重ねた経験があったので折れずに頑張れました。
――初の全国大会ということですが、緊張はしていますか?
実はあまりしていなくて。とにかくしっかり準備して、1回は勝ちたいなと思っています。目標は、まず初戦突破です!
――ソフトテニスはいつ始めたのですか?
中学生から始めました。今年で12年目です。兄がやっていたので自分もやってみようと思いました。
――ルーセントに入ったきっかけは?
就職活動をするなかで「ソフトテニスに関わる仕事がしたいなあ」と思うようになったんです。それでルーセントのイベントに参加したとき、スタッフの人に「入りたいんです」と伝えたところ、「テニスクラブでコーチしてみたら?」と言われて連絡しました。
――実際に入ってみてどうですか?
小さいお子さんから年配の方まで、多くの方に満足していただけるようレッスンを考えることが大変ですが、やりがいがあります。
――レッスンで心がけていることはなんですか?
自分自身は元気いっぱいなタイプなので、レッスンでは声を出して雰囲気を明るくして、楽しんでいただけるようにしています。
――本番に向けてどういう練習をしていくんですか?
試合動画を自分で撮っているので、ダメだったところを見直して強化していきます。あとはフィジカルをもっと上げたいので、頑張っていきたいですね。1日に何試合もするので、やはり身体に負荷がかかります。
――ありがとうございます。改めて、おめでとうございました!
ありがとうございます! 引き続き応援よろしくお願いします!!
<試合結果>
1回戦 ④ー3(F⑦-3) 木内陸人(上宮高校)
2回戦 ④ー2 藤田浩綺(東海大仰星高校)
3回戦 ④ー0 福田遥万(上宮高校)
準々決勝 ④ー0 清水駿(上宮高校)
準決勝 2ー④ 成田周平(上宮高校)
本戦は5月15日(日)、埼玉県熊谷市の熊谷さくら運動公園テニスコートで開催されます。