8月15日(日)、山ノ内西テニスコート(大阪市)で開催された「第76回国民体育大会大阪府二次選考会」に、実業団「ルーセント大阪」の藤井一貴選手が出場して7ペア中4位に入り、国体強化指定選手に決定しました。
藤井選手は中学校からソフトテニスを始めました。「頑張ったぶん、強くなれる」という点が魅力だということです。高校では周りが初心者ばかりだったため、練習試合相手の顧問からアドバイスをもらったり、YouTubeで練習動画を見て取り入れたりと、いろいろ工夫をしてソフトテニス部を引っ張っていました。
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※藤井選手は現在は主に営業スタッフとして活動中です。
そんな藤井選手にコメントをいただきました!!
――強化指定選手決定おめでとうございます!
ありがとうございます! ですが、もちろん1位通過を目指していたので、嬉しい100%とまではいかないのが正直なところです。
――二次選考ということですが、一次は何ペアいたのでしょうか?
16ですね。そこから7ペアに絞られて、今回の選考で5ペアまで絞られました。総当りで、最後は4連戦だったのが結構辛かったですね。1試合目で結構体力を使ってしまって。ちょっと強化が必要ですね。あとは、打ち合い過ぎてしまったときがあったので、もっとロブを交えていろいろ展開を付ければよかったです。
――逆に「これよかったな」と思えたシーンなどはありますか?
さっき打ち合い過ぎたと言いましたが、僕は打ち込むボールが好きなんです。なので、打ち合いに持ち込んで、相手の前衛が取れないコースを決めたり、相手に打ち勝ったりしたときは気持ちよかったですね。そういうときに、自分の前衛がポイントを決めてくれたので、それもよかったです。
ーー全国レベルの大会は初めてということですが。
昔の自分が知ったら驚きますね(笑)。僕は器用なタイプじゃないので、練習し続けないとダメなんです。ルーセントではそういう環境が整っているのでありがたいです。最近は、相手の早い球に押されずしっかり打ち返せるようにしたいと思い、特に体幹トレーニングや足腰を鍛えるトレーニングをしています。今回、その成果が少し発揮できたのかなと思います。
――大阪ガス・大和崎圭介選手とのペア歴は長いんですか?
いえ、まだ1年目です。市内大会などで会ってはいたのですが、思い切って声をかけてみたらOKでして。最初の試合から結構上位に入れたので、相性はいいのかなと思っています!
――意気込みを教えてください
今週末にミニ国体(国体近畿ブロック)があるので、そこで国体の出場メンバーに選ばれるかどうかが決まります。メンバー目指して頑張ります! と同時に、やはりレベルが高い選手ばかりなので、彼らの技術を少しでも盗んで上達したいですね。
――頑張ってください!
ありがとうございました!
【試合結果】
<ダブルス 総当たり>
濱田・青池(東大阪市ソフトテニス連盟・平野ソフトテニス連盟)
1−④
松尾・森(平野ソフトテニス連盟・ルーセント大阪)
0−④
高橋・掃部(大阪ガス)
④−3
大村・山中(日本体育大学・早稲田大学)
④−2
中西・田中(同志社大学・明治大学)
1−④
中川・峰島(大阪ガス・平野ソフトテニス連盟)
④−1
→4位
第76回国民体育大会は、9月25日〜10月25日に三重県鈴鹿市の三重交通G スポーツの杜 鈴鹿庭球場で開催されます。
参考:
三重とこわか国体