アカエム打ってますかー!(挨拶)
「アカエムボール」を製造する株式会社ルーセント社長にイロイロ聞いちゃうインタビューシリーズ!
第1回はルーセントそのものに関することを語ってもらいましたが、第2回は「テニスクラブ編」です!
新型コロナウイルスの状況やこれからのソフトテニスについて、お話していただきました。
それではどうぞ!
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――自己紹介をお願いします。
株式会社ルーセント社長・中野吉広です。ルーセントは、おもにテニス・ソフトテニスのウェアやグッズを販売している会社です。なかでも「アカエム」は130年続く伝統のソフトテニス公認球で、ルーセントそのものと言ってもいいくらい大事な製品です。
また、ルーセントは、全国でテニスクラブの運営もしており、テニス・ソフトテニスの普及にも努めています。
――テニスクラブを運営するなかで、新型コロナウイルスの影響が著しい状況をどうお考えですか?
スポーツできる環境をどれだけ作っていけるのか、ということへの挑戦の日々です。
ルーセントは「スポーツコミュニティを通じて日本中の人々の「元気」を応援します」とのスローガンのもと、運営する全国のテニスクラブについて、感染対策を徹底しながら通常営業しています(具体的な方針はこちら)。
3月16日にはルーセントテニスクラブ柏で中学生講習会を開催しました。また、3月20日から22日の3日間、ルーセントテニスクラブ各校で「春分の日健康増進イベント」と題して無料体験会を開催しました。ありがたいことに、どちらも多くの方に参加していただきました。今後もこういう機会をもっと作っていきたいですね。
――では、ソフトテニス業界の状況について、どうお考えですか?
カジュアルに楽しめる子たちを増やしたいです。ガチに楽しむ子は楽しんで、勝ち負けを気にせずゆるく楽しむ子もいる。そういう環境がまだないなと感じています。
中学校から高校になると、ソフトテニス部人口はガクンと減ると言われています。つまり、辞める子が多すぎなんです。トップクラスの選手って、小学生とかから始めている子がほとんどです。強い子は強くなる。途中から入って勝てない子は、つまらなくなって辞めていく。その流れをなんとかしたいんですよね。
どんなスポーツもそうですけど、ある程度できないと楽しくはないんですよ。そこまでレベルを持っていけるような土台を作らなければならないんです。全体の平均的な底上げというんでしょうか。それが必要だなと思っています。
そうすれば、もっとカジュアルに楽しむこともできる層が増えるんじゃないかなあと思っているんですが……。
現状、指導のマニュアルもないので、指導者によってレベルが変わってしまいます。ある程度の指針みたいなものがあるといいのかもしれませんね。
――どういう施策を考えていますか?
たとえばルーセントテニスクラブでレッスンを受けたら、それなりのレベルになれると自負しています。しかし、スクールは際限なく広げられません。
そこで、出張ソフトテニス講習会みたいなのができればいいなと思っているんです。コーチやアスリート社員がいろいろな場所に行ってソフトテニスができる場をつくる。ゆるい試合を開催する。そういう試みをしてみたいです。
――スポーツウェア、テニスクラブ、アスリート社員などさまざまな事業が絡み合った施策ということですね。
もちろんボールはアカエムで(笑)。やはり、ルーセントはソフトテニスに寄り添ってきた企業ですから、持てる力をすべて使ってソフトテニスに恩返しをしたいという想いはありますね。
――最後にひとことお願いします。
暗い時期だからこそ、体を動かして前を向くことが大事です。場所や機会はわれわれが提供していきますので、一緒にソフトテニスを盛り上げていきましょう!
――ありがとうございました!
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いかがでしたでしょうか?
落ち込んだ雰囲気をソフトテニスで晴らしたいという中野さんのアツい想い、プレーヤーのみなさんに届いてほしい!
次回は「LUC+(ルクタス)」編を掲載予定です! お楽しみに!!
ではまた!
参考)
ルーセントテニスクラブ八尾(大阪府八尾市) ウェブサイト / Facebook
ルーセントテニスクラブ豊中(大阪府豊中市) ウェブサイト / Facebook
ルーセントテニスクラブ枚方(大阪府枚方市) ウェブサイト / Faceook
ルーセントテニスクラブ柏(千葉県柏市) ウェブサイト / Facebook