2019年07月03日に公開した記事です。
自分のプレーをバージョンアップさせたい
でもどんなラケットを使ったらいいかわからない
そんなプレイヤーにソフテニ・タイムズがお送りするラケットレビューシリーズ
今回ご紹介するのは2019年3月発売の前衛特化型ラケット、ミズノ「SCUD 01-R」です
アスリート社員によるレビューをお伝えしちゃいます
●アスリート社員紹介
・名前：森 靖貴(もり やすたか)選手
・所属：実業団 ルーセント大阪
・ポジション：前衛
・ソフトテニス歴：16年
・プレイスタイル：ボレー＆スマッシュ
・入賞歴：平成27年度西日本学生選手権大会 ベスト8
平成30年度 近畿実業団リーグ 優勝
平成30年度 31年度大阪府実業団大会 優勝
・使用中ラケット：今回紹介するミズノ SCUD 01-R
・ミニ紹介：実業団 ルーセント大阪をまとめるキャプテン。最近のマイブームは、ビーチテニス(ビーチバレーとテニスの融合したスポーツ)。
●ラケットデータ
●レビュー
SCUD 01-Rは一撃、パワーを重視した攻撃力のあるラケットで、僕も試合で愛用しています。
一番の特徴は何といっても弾きとパワーです。コンパクトなスイングでもしっかりと攻め切ることが出来ます。打感も硬すぎず、柔らかすぎずボールを飛ばすことが出来るので安定したプレーが可能です。
このラケットはフェースの上部が広く、威力を出しやすくなっています。また、フェース部外側からシャフト部内部にかけてねじれたようなシャフト形状になっていて、それがしなり感を生み出しています。そのため、無駄な力を入れずにスイング出来れば、しなりが作用してボールの伸びがさらに増します。
「無駄な力を入れないスイング」と言ってもピンとこない人もいるかもしれませんが、必要な技術は
・自分の力を伝えることが出来る打点を知っている（ここで打てば入る打点）
・相手の力を利用して打ち返すタイミングを知っている
・打点に入るまでのフットワークが的確
といったところでしょうか。中級者～上級者、スタイル的にはボレーやスマッシュなど、前衛のプレーにおいて一発で決めたい人にオススメのラケットと言えるでしょう。
試合では相手のパワフルなショットに対して、さらに爆発力のあるレシーブで切り返せば爽快ですし、振り抜きも効くので、サーブやスマッシュでの感触も良いですね。
また、スイートエリアが広く、面のコントロールも効くので、多少体勢が悪くても、鋭くアングルのきいたボレーでサイドに叩き落とすことも出来ます。長いラリーが続く展開でボレーを決めれば、ぐっと戦況を有利に引き寄せることが出来るのではないでしょうか。
僕は試合で相手を攻めきったり、一本で決め切ったりするのが少し苦手で、課題になっていたんです。でもSCUD 01-Rに変えてからは、より攻撃的に攻め切ることが出来るようになりました。僕のパフォーマンスを支えてくれる頼もしいラケットですね。デザインも赤と黒を基調としたカラーリングがパワフルなイメージにマッチしていてお気に入りの一本です。
いかがでしたでしょうか
今後も続々とソフトテニスアイテムを紹介していきますので、
次回の更新をお楽しみに
