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【ソフテニ・タイムズ】東京インドア 男女決勝戦レビュー

アカエム打ってますかー?(挨拶)

 

1月26日(日)、東京・駒沢体育館にて、「ルーセントカップ 第60回東京インドア全日本ソフトテニス大会」が開催されました🎉

 

みなさん、見に来てくれましたか👀

 

直接会場に来られなくても、配信で見た! という方も多いと思います。

何を隠そう、ライター・なかむら(中高ソフトテニス部)も会場で観戦していました😄いや~、ファイナルゲームまでもつれ込む接戦が多く、手に汗💦握りっぱなしでしたね!

 

ちなみに東京インドアの試合は、公式YouTubeチャンネル「ルーセントTV」全試合の映像が公開されています。見逃した方や、もう一度見たい! という方は、ぜひ見てみてください😃

 

というわけで今回は、そのなかでも決勝戦を見た感想を語りたいと思います❗️

 

女子決勝戦

横山温香・大槻麗ペア(東海市連盟・ダンロップ)VS 高橋乃綾・半谷美咲ペア(どんぐり北広島)

  

最初に度肝を抜かれた😱のが、高橋・半谷ペアの陣取り。通常、後衛のクロス側のサーブだと、前衛は逆サイドにポジショニングしますが、半谷選手はクロス側に。つまり高橋選手と半谷選手が一直線に並びます。

 

「コート半分ガラガラやないかーい👋」と思ったのもつかの間、理由がわかりました。高橋選手はレフティだったんですね。ゴリゴリにカットしたアンダーサーブを打ち込みながら斜めに走りこむ姿を見て、「なるほどねー」と納得しました😲

 

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というか、アンダーのカットサーブをファーストに打つのは、約20年ほど昔のなかむらの部活時代は見られなかったです。基本はオーバートス→アンダーサーブでした。たぶん、なんとなくでやっていたんでしょうねえ。今の選手は、きちんと戦略に合わせてサーブも練っているんだなあと感心しました😊

 

いやまあ、当たり前なんでしょうけど……。

 

 

閑話休題。

 

次に度肝を抜かれたのは半谷選手のファーストサーブカットするオーバートスサーブを初めて見ました。しかも成功率が高い。すごい武器ですね。

 

女子の試合は、コート全体を使った展開が魅力でした。なかでも光っていた✨のは、横山選手の中ロブ。ダブル前衛の高橋・半谷ペアには有効な手段ですが、タイミング・高さ・コース、すべてハイレベルなボールでした🧐

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右に左に揺さぶり、甘い球を返すと大槻選手に捉えられてしまう。この横山・大槻ペアのコンビネーションは安定していましたね。前衛はポジションニングで相手のコースを絞らせますが、大槻選手はそれがすごく上手いんじゃないかなと思いました。あと、ポーチする勢いがいいですね。狙いすまして、スパーン👊と決めるところが美しいです。

 

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対する半谷選手は、反射神経がものすごく良いと感じました。近距離の高速ボレーボレーを難なくこなしているように見えます。ボレー自体の威力も高く、スマッシュになるとなおさらです🤩結構攻撃的な前衛ですね。

 

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高橋選手は、ストロークが鋭く伸びているように見えます。どちらかというと後衛よりの前衛なのでしょうか。チャンスボールを打ち込む勢いは男子顔負けでした。さらに強打のなかにツイストを織り込み、相手を揺さぶるクレバーなプレイも多く見られました。

 

実力的には同じくらいハイレベルな2組だと思いましたが、要所要所で決めてきた高橋・半谷ペアが⑤-3で競り勝ち、2年ぶり3度目の優勝を手にしました👏

 

男子決勝戦

丸中大明・林湧太郎ペア(NTT西日本)VS 安藤優作・安藤圭祐ペア(東京ガス・東邦ガス)

 

 

安藤・安藤ペアのサーブゲームは、いきなりのダブルフォールト🤔続いても安藤圭祐選手がボレーをアウトさせ、入りの調子が悪い発進となりました。対する丸中・林ペアは、ダブル前衛で積極的に攻めます。

 

なかでも、丸中選手のボレーのキレには、なかむらビックリ😲特にバックボレー上手すぎません❓ 約20年ぶりに試合を見たからか、「あれ、こんなにボレーの音って響いたものだっけ……」と思わず周りを窺ってしまいました。するとみなさん普通の様子でしたので、これが当たり前なんだなあと感心した次第。

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なかむらが部活をしていた当時は、安藤ペアが使っていた雁行陣(前衛が1人、後衛が1人)が一般的で、ダブル前衛なんて見たこともありませんでした。

ダブル前衛って、高度なボレーテクニックはもちろんのこと、ストロークも必須じゃないですか😅さらに言うと、えげつない空間把握能力とフットワークが要求されるんじゃないかと思うんですよね。

 

それこそ『星合の空』であった、相手を惑わせるために無茶苦茶動き回る作戦みたいに、前に後ろに走り回るんですよ。もちろん無茶苦茶じゃなくて、きちんと計算されてはいるでしょうけど、それでもめちゃくちゃ体力使いますよ😰

でも東京インドアでは多くのペアが採用していたので、今ではわりとポピュラーな布陣なんでしょうねえ(遠い目)。

 

閑話休題2。

 

さて、ダブル前衛で攻撃的に攻める丸中・林ペアに押され気味の安藤・安藤ペアでしたが、中盤から少しリズムを取り戻しました😄。

特に、安藤優作選手のストロークはすごく安定していて素敵でした。相手がちょっと隙を見せると絶妙なコースで抜きにいくところ、カッコイイですね😍

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一方の安藤圭祐選手のボレーはコースが厳しいですね。前衛が取りづらいところにバシバシ打ち込みます😱また、このペアは、ここぞというときのロブや、センターに球を集めておいてのサイド抜きなど、ダブル前衛対策をしっかりとしているなと感じました🧐

 

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しかし、丸中・林ペアの勢いは止まりません。抜かれても拾い、粘って粘って競り勝つ場面が多くなります。アドバンテージを取られても逆転した6ゲーム目などは、それを象徴しているでしょう👏

 

林選手は、ケガで欠場となった長江選手の代わりに急きょ出場が決まりました。緊張や気負いがあったのかもしれませんが、それをかき消すように大きな声を出していました😆ボレーやスマッシュも鋭く、気迫がこもったような勢いでしたね。と思えば、いいタイミングでツイストを放つテクニカルな一面も見られ、ポテンシャルの高さがうかがえました。

 

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最後は、逆クロスを抜こうとしたボールを、林選手が飛び出してボレーで叩き、⑤-2でゲームセット。丸中・林選手が初優勝を飾りました👑

 

 

というわけで、決勝戦をレビューしてみました!

 

トップレベル選手の、さらに決勝戦ということで、2戦とも白熱した試合でしたね。特にボレーの応酬は息つくのも忘れるほどの緊張感

 

『星合の空』の月ノ瀬直央が言っていたように、「プレーするのも楽しいけど応援するのも楽しい」試合でした。

 

何しろ約20年ぶりに観戦したもので😭、よく知った人からすれば「そうじゃねーよ❗️👿」と思うところもあるかもしれません。まあ、「久しぶりに見た人の視点」ということでご容赦いただければ……🙇‍♂️(言い訳)

 

生で見る試合はやはり迫力満点でした❗️ 気になった方はぜひ一度、近くの大会などでソフトテニスを見てみてください。

 

そして、「面白い」と思ってくれたなら、ぜひぜひ来年の東京インドアも見に来てくれたら嬉しいです‼️

 

それでは!

 

参考:

 

 ルーセントYouTube公式チャンネル

 

東京インドア

 

星合の空